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火曜日〜木曜日は東京にてレッスン。今回も非常に多くの方にお越し頂き有難うございました。わたしもかなり頑張りました(^^)。木曜日の晩は十五夜。天気も良くすごく綺麗な月が見えました。ウサギさんが帝釈天のためにお餅をついていました(^^)。
ご要望もあり、とある方にお話しさせて頂いた事。「かっこよく弾く」ということ。
クラシックの人間が格好に主眼を置いた話をするのは何事かと言われそうなものだが、良い音や美しい音楽をつくるために格好があると言える。音を聴かなくても見ただけで演奏の巧拙が分かるというのは、そういうあたり。逆に、音を聴いただけでどんな姿勢や持ち方になっているかある程度分かるもの。
手先だけで弾いているとかっこ悪く見えてしまうし、右手左手のバランスの取れていない演奏は不自然に見える。堂々とした大きな姿勢で弾くと、堂々とした大きな演奏になる面がある。
格好から入るというのもあり得ると思う。かっこいい弾き方をすることから良い音や良い音楽が生まれてくることもあるのだから。ぜひオイストラフなど堂々とした弾き方を真似て頂きたいと思う。
ところで、子供の頃に習っていた同門のひとの演奏がネット上で動画で出ていた。見てみたら、自分と同じような姿勢で同じような弾き方をしていて、少し驚いた。姿勢ってそういうものなんだろうなと。