ホーム >
先日、調子がおかしくなって再インストールしたパソコンの復旧作業が続いている。1年半ほど毎日使っていて、少しずつ改善を加えているので元に戻すのは大変。
今回はデータを失うことはなかったけれども、この機会に外付けハードディスク(いわゆるNASです)を購入した。1TBの容量だけれども、半分ずつにしてRAID1にできる製品。この製品は既にひとつ使用していて、もうひとつの追加導入(このあたりは実績がないと導入しないのは保守的ではある)。
パソコン依存の仕事のため一度にデータを失うリスクはあるけれども、これを紙にしたらどんなになるかと思うと恐ろしくも感じる。レッスンでお渡ししている領収書だけで1000枚以上。「ヴァイオリンがわかる!」のHPデータも1000ページ以上ある。もちろん、下調べの資料、音声データ・画像データなどは膨大にある。
パソコンがなければ全く不可能な仕事だな。
月曜日は楽器の撮影の仕事にでかける。良い楽器でご機嫌(^^)。
現在、HPの記事として「ヴァイオリンを買い換えたくなったとき」というような記事を準備中なのだけれども、撮影しながら「良い楽器とは?」について考える。
ラベルに書いてある作者と実際に作った作者が違うことはよくある(そう、恐ろしいことによくあるのです)。全然、良い楽器ではないものにストラディヴァリのラベルが貼ってあることもよくあるのだけれど、かなり良い楽器(でもストラディヴァリではない)にストラディヴァリのラベルというケースもある。
どちらもニセモノと言えばニセモノなのだけれども、ラベルの文字情報を手がかりにするから、ニセモノになってしまうに過ぎない。ラベルに関係なく、一方は良くない楽器、一方は良い楽器。
こういうケースをどのように捉えるかを、ひとつのテーマにしたいところ。「美とは?」に直結するためとても難しいけれど、何か役に立つ情報になればと思っている。