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朝起きると右肩&右背中が痛い。嫁さんいわく、寝ながら「(音程が)高い!」と言っていたよと。
寝ながら練習?それとも寝ながらレッスン?24時間戦っては身体がもちません(^^;。
土日は教える方のレッスン。今回は久しぶり(3ヶ月ぶり)にお越し下さった方や、初めてお越し下さった方、もちろん、いつもお越しの方も。
リズムについて。音程がうまく取ることができないのはよく言われるが(いわゆるオンチ)、リズムがうまく取れないケースもかなり多い。そしてリズムの考え方をうまく説明するのはわたしには大変難しい。
今回お越しの方の中で、お二方が鈴木教本1の「楽しい朝」をやっている。このリズムは意外と難しく多くの方がつまずく曲。
「楽しい朝」は「三本締め」と同じリズム。「ヨヨヨイ・ヨヨヨイ・ヨヨヨイ・ヨイ」。
知っているリズムと対応できればうまくできることがあるが、楽譜とリズムの対応は難しい。それは、きちんと楽譜から音の長さを把握できていないということでもある。
HPでも、楽譜の読み方について書きたいとここ2年間ほど思っているが、うまい説明が難しい。リズムの説明は特に難しく、音の長さが全音符の1/4だから四分音符と言っても、それでは説明にならない。
わたし自身は高校生の頃ドラムをやった経験でリズムが理解できたように思える。右手を4つ叩く間に、右足が1つ、右足の間に左手を1つという要領(8ビートの場合)。ニンテンドーDSにKORGのDS-10というすごいソフトがあるが、このシーケンスソフトで理解頂けるだろうか。レッスンで使ってみるかも。
時間軸における特異点の変動パターン。何言っているか分からない。もっとわたし自身がきちんと理解できなければなと思う。
お越しになっている方がおっしゃっていたこと。なんで、付属のCDはこんなに速いテンポなのか、翻訳の小説などが難しい表現をするのに似ていると。
クラシック音楽の世界と文学の世界は結構似ていると思う。文章を読むと何を言っているか分からないものも多々ある。インターネットでの文章も同じだが、よく分かったひとほど易しい表現をするし、逆に2流のひとほど難しく表現するように思える。
小林秀雄が「簡単に書くのはそれこそ一番難しいことだ」と何かで書いていたと思う。その通りと思う。
わたし自身は、そんな大家とは全然違うけれども、せめて言葉の選択に迷ったときは簡単な言葉の方を使うようにはこころがけている。レッスンでも、一番単純な表現を使おうとしているつもり。
29日の録音では、テンポは速くなく、一番単純に・容易に、でも一番良い音楽になるように弾きたいと思う。難しいなあ。
まいける君(裏の駐車場に住んでいるネコ)のいい写真が撮れたので。下から撮ると大迫力(^^)。