松脂・ケースは良い物を:ヴァイオリンの必需品



松脂(まつやに)とケースは思った以上に買い換えしにくいものです。少々高くても最初から良いものを選ぶのが良いと思います。

【松脂】
松脂というのは弓の毛に塗る樹脂で、ヴァイオリンで音を出すために必要なものです。そして、毎日使っても使い切るまでに3年くらいはかかります。松脂の値段は1000円~5000円程度ですが、使用期間を考えれば良いものがお勧めです。

いろんな種類が出ていて、それぞれに音の特徴がありますが、ここでは定評のあるものだけを紹介することにします。

Bernardel ( ベルナーデル ) \2,500前後 フランス製の松脂です。きめの細かさが特徴で、音色もツヤのある音が出ます。ニュートラルという点で、高く評価できます。

【ケース】
ヴァイオリンは突起が多く、破損しやすい部品も多いため、ケースが必要です。ケースの良し悪しは、ヴァイオリンと弓を保護できるかどうかにかかっています。力をかけてもたわまない丈夫なケースをお勧めします。

大人用のヴァイオリンはどれもほぼ同じ大きさ(35.5cmプラスマイナス0.5cm程度)なので、大抵のヴァイオリンは同じケースに入ります。ヴァイオリンを買い換えても同じケースを使えるくらい良いものが、結局、経済的と思います。

ケースのファスナーは壊れやすいので丈夫そうなのを。持ち運んでいる際にヴァイオリンが動かないようにヴァイオリンのネックを留めるヒモかベルトがついているもの。大きめの小物入れが付いていると便利です。

角型か丸型(ダルマ型)かは、お好みで良いと思います。角型はなぜか世間一般では高級品に見られるらしいこと、丸型は軽く抱えやすいため持ち運びに便利なことが特徴でしょうか。色やデザインはご自分のお好みで。

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