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始め方がわかる-はじめてのヴァイオリン収入の実態:ヴァイオリン教師という仕事1

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ヴァイオリンの先生をお探しの方、また、既にヴァイオリンを習っておられる方もいらっしゃると思います。これからしばらく「ヴァイオリン教師という仕事」ということでお話させて頂こうと思います。ヴァイオリン教師の実態を知ることで、先生の考えを理解したり先生を選ぶ参考になるのではないかと思います。

「ヴァイオリンの先生」というと高尚なイメージがあります。白亜の邸宅に住んで、グランドピアノのある広大なレッスン室で、という感じでしょうか。一部の教師にそういう方がいらっしゃるので、こういったイメージがあるのでしょう。

ところが、多くのヴァイオリン教師は決して裕福とは言えない生活なのが実態です。計算してみましょう。月謝制の教室で仮に月謝を12,000円とし、生徒の人数を20人とします。

12,000円(月謝の場合)×20人(生徒の人数)=24万円
ここから、税金や家賃、水道光熱費、楽器のローン・メンテナンス費用などが引かれていきます。

20人も生徒のいるヴァイオリン教室は相当に成功していると言えますが、それでどうにか24万円です。決して裕福とは言えません。現実的には生徒が数人の教室も多いと聞きますし、大手教室所属の先生は手取りがもっと少ないでしょう。

もちろん、月謝の金額はさまざまですし、演奏活動など他にも収入があるかもしれません。ただ、演奏活動による収入はオーケストラのエキストラなど不安定な収入が多くなります。また、レッスンも含めヴァイオリンの仕事は肉体労働で、自分が働いた時間が収入に比例することになります。これはビジネスとしてはあまり良い仕事ではありません。

これでは、楽器のグレードアップはおろか、勉強するための本も買えないし、自分の技術上達のためのレッスンを受けることもままならなくなります。演奏技術や教育の技術を磨くよりも、収入確保のため、現在の生徒を囲い込みしたり、やめにくくする工夫の方が必要になります。

これが多くのヴァイオリン教師の実態です。まずは経済的にそれほど気前の良いシステムにできないのをお分かりになって頂ければと思います。

※宣伝がましくなりますが、うちは多くの教室と全くやり方が違うため、金銭的に大らかにやらせて頂いています。入会金も退会金もありませんし(来る者拒まず、去る者追わずのスタイルです)、レッスン料も割引料金を継続中です。


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