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ヴァイオリンで仕事をする1

このHPをご覧頂いている方の中には、プロになることを目指して練習を頑張っている方やそのご両親の方がいらっしゃるかもしれません。また、もしかすると既にプロ演奏家や指導者として活躍なさっている方にご覧頂いているかもしれません。

ここでは「ヴァイオリンを仕事にする」というテーマで書かせて頂きたいと思います。

ヴァイオリン音楽に限らないことですが、音楽CDが売れないと随分前から言われ続けています。音楽全体の市場が縮小していると認めざるを得ない中、ヴァイオリニストになるのは大変に大変に狭き門ですし、指導者も生徒が少ないというぼやきをよく聞きます。楽器店でも楽器があまり売れないと聞きます。

仕事は需要と供給のマッチングで成立します。クラシック音楽やヴァイオリンの世界でも例外ではありません。これまでのやり方で売れなくなったとしたら、残念ながらそのサービスが必要とされなくなったか、供給過多になったのでしょう。

ヴァイオリンで仕事をするためには、ヴァイオリンにまつわる需要を満たす必要があります。すなわち「自分が提供しているのは必要とされる事なのか」ということです。そして、仕事とするには「お客様に満足して頂けるサービスを安定した品質で提供できているか」という意識も必要です。これらの原点は常に意識しておく必要があります。

「芸術」に対して計算高いと言われるかもしれませんが、それぐらいの計算をしていなければ仕事はうまくできるものではありません。「芸術」と言えど提供しているものが商品である以上、これらのことは当たり前のことです。けれども、ヴァイオリンを含めたクラシック音楽の世界では必ずしも当たり前ではないのが実情です。

次回より順を追って、ヴァイオリンの仕事の現状や、仕事とするのに必要な考え方、プロとアマチュアの違い、また、今後考えられうるヴァイオリンに関係する仕事などについて書かせて頂きたいと思います。

 

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