ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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ヴァイオリンは床や椅子に置くな

ヴァイオリンを床に置いたり、椅子に置いたりする事はしばしばあることかと思います。

自分の練習の際にちょっと楽譜に書き込みをするために床に置く場合やオーケストラの練習などで昼食などちょっとした休み時間の際に、椅子の上に立てかけて置くことも少なからずあるかと思います。

これらは事故の発生する可能性の高い状態と思って頂きたいと思います。

床に置けば当然自分の足で踏んでしまう事もあり得るし、楽譜などが落下する可能性もあります。鉛筆やボールペンが落下しただけでも、間違いなくキズは付きますし場合によっては板が割れることもあり得ます(表板は薄いところは3mm以下の厚さです)。

床に置いている:譜面台が近くに。譜面台はしばしば倒れるものです

また、椅子に立てかける場合はお尻で踏んでしまう事と同時に、滑り落ちて倒れてしまうことがあり得ます。背もたれの上部まで布でできている椅子なら比較的問題は少ないかと思いますが、金属や木材でできている場合は滑りやすい状態です。椅子の高さからでもヴァイオリンをひっくり返したらまず無事ではないでしょう。また、弓も倒したりひっくり返したりすることがありますので、どうしても椅子の上に置くのなら、横にして置いた方が多少安全です。

椅子に立てかけている写真:ネックが当たるところが金属で危険

椅子に寝かせた方がまだ安全。ただしお尻でつぶすリスクはある

見かけ上無事であっても、衝撃を与えると魂柱や駒がずれてしまうこともありますので、なるべく外的な衝撃は与えない方が望ましいと言えます。自分の手を離れる場合はふたは閉めないもののケースの中、あるいはテーブルの上へ。目を離すのであればケースの中へ入れるのが安全と言えます。面倒くさいのですが、ちょっとした気遣いが楽器の破損を避ける第一歩です※。

ケースの上:この状態も完全に安全ではないが、マシ

※まさかの事故のために楽器保険などを検討する場合もあるかと思いますが、それ以前にちょっとした注意をするだけで事故の可能性をかなり少なくすることができます。また、ヴァイオリン用のスタンドを使うのはリスクを減らせると言えます。

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