ヴァイオリンがわかる!はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援するヴァイオリン情報サイトです。
|
ホーム > ヴァイオリンをはじめる > ヴァイオリンを学ぶ
|
|
ヴァイオリンや演奏技術について根本的に勘違いしている場合があります。勘違いしていては、うまく弾けるようにはなりませんし、間違った方向にそれていきます。残念ながら、クラシック音楽のイメージを保つためのメディア戦略や、指導者自身の立場を守るためなどにより、ヴァイオリンの世界は勘違いに気がつきにくい環境にあります。 以下はわたし自身が勘違いしていたことですが、ネットの掲示板でもよく見られるため、自戒の意味を含め挙げていきたいと思います。 【ヴァイオリンは難しい】 評論家や指導者は複雑で難しいことを言った方が有難がられるし自己満足できます。メディアは難しく偉大なことと宣伝した方が集客できます。そのためにクラシック音楽や演奏技術は極めて複雑で難しいものと思われがちですが、単純な作業の組み合わせと考えるのが良い結果になるようです。 【ヴァイオリンは不自然な姿勢】 むしろ驚くほど自然な姿勢で弾く楽器ですし、だからこそ400年以上ほとんど変わっていないのだと言えます。多くの名演奏家が顎だけでヴァイオリンを支えることを完全否定しているように、ヴァイオリンは左手も使って支えるし、身体の中心に対して左右均等な開き角であるべきです。不自然な姿勢と思っている限り、うまくなることはできません。 【肩こりや痛いのは仕方ない】 わたし自身、かつてはそういう音でしたし、歯を噛みしめすぎていたし、肩こり・背中、手などの痛みは仕方ないと思っていました。これは完全な思い違いでした。クレモナの名器など良い楽器を弾くと分かりますが、ヴァイオリンは力一杯弾く楽器ではありません。肩こり、身体の痛みは弾き方を根本的に勘違いしているためと言えます。 【練習を続ければいつか良い音になる】 良い音で弾く技術というのは、絵で言えば「まっすぐに線を引く技術」です。多少の練習は必要ですが、まっすぐに線を引くこと自体はそれほど難しくありません。ですが、そもそも、まっすぐに線を引こうとしていなければ、何年練習してもまともな絵は描けません。 ヴァイオリンでは「適度な加減で音の最初から最後まで同じ音を出す」ことが良い音で弾く方法です。あらゆる場面で正確にコントロールをするのは困難ですが、ゆっくりなら経験年数とは関係なくそれほど難しいことではありません。 【知識を得れば上達する】 特にヴァイオリンを弾かない人による演奏技術の記述は間違いがよく見られます。書籍での知識だけでなく、DVDやCDなどの映像や音とを組み合わせること、自分での実践を組み合わせて、総合的に判断するべきです。 【うまく弾けないのは自分の腕のせい】 これは楽器や弓の値段とは関係ありません。道具はきちんと整備して使うべきというだけのことです。わたしはひどい状態で使っていたわけではありませんが、微調整で大幅に弾きやすくなることは最近まで気がつきませんでした。 勘違いを列挙してみました。根本的な思い違いをしていないかのヒントになれば幸いです。 関連記事 |
【お勧め教本】 →鈴木鎮一 ヴァイオリン指導曲集第1巻 【お勧め練習曲】 →カイザー練習曲 1 【お勧めできる音階教本】 小野アンナ ヴァイオリン音階教本 |
|