ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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16/4/26 うまく楽器の鳴る「ツボ」を探して

愛知レッスンの火曜日中止、東京の火曜日復活について書かせて頂きました。混乱を引き起こし申し訳ありません。人員のアサイン・経営資源の最適化〜労働者が1人だけなので〜を考えた結論です。

7月より東京レッスンの火曜日を復活させます

「損をさせない」は益もないもの。どこかで書いたが、低リスクは普通預金のようにリターンも少ないのが普通。リスクとリターンは必ずバランスが取れるものと思う。うちだってリターンを多くご提供しようとはしているし、苦い薬はオブラートに包んでお与えしようとしている。でも、オブラートに包んでも苦い薬やはり苦いもので、課題は多いし練習量は必要だしと各種ご負担をおかけしていることも意識はしている。

愛知レッスンにお越しの方には再び予約のご負担をおかけすることにもなり恐縮ですが、ご負担に勝るリターンがご提供できるよう努力して参りますので、ご容赦のほど何卒お願い申し上げます。

うまく楽器の鳴る「ツボ」を探して

日曜日月曜日は愛知にてレッスン。日曜日は朝一番がお休みになってしまったものの8コマと、しかも今回は神戸、大阪、京都の関西三都の方がお越しになりました!←すごい!また、月曜日は6コマ。お越し頂いた皆様有難うございました。お越しの方で学校の先生をなさっている方から「最初が肝心で4月は声がかれて」と伺った。子供の頃は先生側の大変さに気づきもしなかった。お疲れのところお越し頂き恐縮です。

いつもお越しの方で今回楽器を購入なさった方がおられた。新しい楽器を使いこなして充分に鳴らすためのお話を多めさせて頂いた。楽器を使いこなすことは、楽器の性能を引き出してよく響かせることとも言える。

楽器を替えた時は楽器を上手く鳴らす技量も作り直すことになる。大型車に乗り換えたら乗りこなすための運転テクニックの習得が必要になるようなもの。楽器が人間に合わせてくれることは無く、人間が楽器に合わせる必要がある。楽器側の物理的変化があれば、当然それに見合った力加減は変わる。変化全てに言えることで、ヴァイオリン本体だけでなく弓や弦を替えても弾き方は変える必要がある。

概して、よく鳴る楽器ほど重いものを引っ張るようなボーイングを要する。適切な調整がされた楽器であれば比較的駒の近くを弾いた方が楽器を響かせられるし、板厚の薄い楽器は圧力は少なめの方がよく響く。圧力が強すぎのつぶれた音は問題外として、例えば、よく鳴る+板が薄い→オールドイタリーは重いものを引っ張りつつ圧力は少なめ、よく鳴る+板が厚い→モダンイタリーはオールドに比べれば圧力を多少強めに、等々。

適切な力加減:いわば楽器のよく響く「ツボ」は楽器によって異なるので、弾いて頂きながらほどよい加減で出てきた音を確認しながらの調整ではある。お持ちの楽器がよく響いている状態を知って頂ければ何より。

 



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