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水曜・木曜は東京にてレッスン。9コマ+8コマと今週も大変多くの方にお越し頂きました。暖かくなったと思ったら再び寒くなってしまいました。寒いところお越し頂いた皆様有難うございました。
ある程度弾けるようになってきた方にはクロイツェルやカールフレッシュの音階を進めていくことも多い。その中で多くの方が苦労なさるのはセカンドポジション。1stや3rdポジションでも弾けるのに、なぜ2ndポジションの必要があるのだ?と思われることだろう(わたしは思った)。
演奏上の自由が増える事が最大の理由と思う。2ndポジションを使った方がより簡単に弾ける場合は多々あり自由度は増すことになる。そして、左手の押さえる指によっても音色は違うもので表現上も自由度が増すことになる。もちろん本質的に無理のないフィンガリングにした方が音程も確実になる。
自分の知る範囲やできる範囲で楽しむことも悪くはないとは思うが、多くを知ることはより自由になれることと思う。広い視野を持つのは思考的に柔軟になれる:自由になれるメリットがあると今になって思う。もちろんヴァイオリンや音楽の事だけではなく。狭く凝り固まった思考は不自由なものなのだと。