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15/11/13 楽器と演奏者の相性(双方のクセのバランス)

楽器と演奏者の相性(双方のクセのバランス)

水曜日と木曜日は東京にてレッスン。両日で15コマと今週もとても多くの方にお越し頂きました。めっきり冷え込んできてわたしも風邪をひきそうな気配。葛根湯を飲みつつ進めておりました。お越し頂いた皆様有難うございました。

19世紀ギターを欲しいと思っているが、手持ちのギターは十数本あるのでギターの整理も必要。そう思って火曜日にお茶の水のウッドマンさんへ手持ちのギブソンJ-45を委託販売に持っていった。ギブソンJ-45はアコースティックギターの中でもメジャー中のメジャーであるし、持っていった楽器もJ-45の中でも良いものなのだが、楽器の個性が強くて自分には合わないなと思いながら使っていた。わたしにはもう一方の雄のマーティンの方が合うようだ。

ヴァイオリンでも同じ事が言えて、良い楽器と認めはするけれども自分に合わない場合がある。良い楽器の条件は音量や操作性などいくつかあるが、結局のところ良い楽器ほど演奏者の技量を忠実に音にしてくれる面がある(上手に弾けばより美しく、下手に弾けばそれなりに)。

ヴァイオリンの場合は究極のところストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェスで、いろんな事を言われるのだが、いずれもクセのない無色透明な感じで演奏者自身の音を出してくれる感触がある。演奏者がクセの強い演奏をするタイプであればこれらの楽器は良い楽器には思えないだろうし、むしろクセの強い楽器の方が好ましく感じられるかもしれない。例えば、J.B.グァダニーニはストラドやデルジェスに比べるとクセを感じるが、こちらを好む人もいることは理解できる。

ぜひ機会ある時にあれこれ触ってみて良い楽器とはどんなものなのかと知ってみてはと思う。わたし自身についてはクラシックギターについて現在実行中。いろいろ気づくことがあって楽しい真っ最中(^^)。

 



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