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15/10/14 クラシック音楽や楽器演奏の普遍性と趣味性

クラシック音楽や楽器演奏の普遍性と趣味性

月曜日は愛知レッスン2日目。今回も大変多くの方にお越し頂き有難うございました。久しぶりにお越しの方もおられたし、ヴィブラートが目に見えて先回より上手くなった方もおられ嬉しく思いました(^^)。またこの日はギタリストの山口先生にお越し頂きパガニーニのギターとヴァイオリンのためのソナタコンチェルタータの練習もさせて頂いた(いつもながら驚かされる音量と音色でした。また様々な事を教えて頂きました)。また火曜日は夕方にレッスン3コマ。お越し頂いた皆様有難うございました。

クラシックギターを始めた事によって、趣味として楽器を弾く事や独学する事について考える事が多くなっている。

今回のレッスンでもお話しさせて頂いた方もおられるが、レッスンというものはその世界の「普通のこと」「常識」を知って頂くものと考えている。特にクラシック音楽はその普遍性に意味があると言え、好き勝手に極端な辛口や甘口にこしらえるものではない。だから持ち方から音の出し方まで全て決まっている(今回山口先生にクラシックギターの構える姿勢について少しご指導頂いたらすごく弾きやすくなった。クラシック音楽の演奏における姿勢の意味とはこういうものだと思った)。どの演奏家でも大体同じように弾いてその微妙な差を楽しむもの。

でも趣味として楽器を弾くのは「普遍性の追求」で本当に良いのだろうかと考えさせられている。時には激辛や甘ったるいのも良いのではないかとも思うし、あるいは興味を惹いたものをかじってみるのも楽しい事とも思う。そういった行為にお金や時間を使う事を無駄なことと言い切ってはいけないと。

今回ギターを支える支持具を山口先生に試させて頂き感動的に弾きやすく感じたので、同じ製品ではないが火曜日に早速支持具を買ってきた(ついでにお店でガエタノ・ガダニーニなど1800年代の古いギターをいくつか弾かせて頂いた。チェンバロのような12弦ギターのような不思議な音がした。お店の方には良くして頂き有難うございました)。帰宅して自分の楽器に付けてみたらとても弾きやすくなった。

ヴァイオリンで肩当て遍歴を重ねる方の気持ちが分かった気がした。長年ヴァイオリンを弾いていると慣れ過ぎていて肩当ては音の善し悪しはあれ結局どれも機能は同じに思うが、別の製品にした時のフィット感の変化に感動するのも趣味だよなあと考えさせられた。その楽しみを否定してはいけないとも思う。

音楽教育全般について、多くの事を考えさせられております。もちろん人によって目的によって異なる事であるが、最終的に楽しく幸せになれるのは、目を輝かせ続けられるのはどんな事なのかと。そのために情報を供給するのはどういう事なのかと。まもなく「ヴァイオリンがわかる!」サイトは10周年。

こんな感じの支持具(ギターレスト)左足のももに当てて楽器を支えます。
吸盤で楽器に貼るのがヴァイオリン的には驚き。
ヴァイオリンの肩当てと同じく様々な形状があり、山口先生のは海外からお取り寄せとのこと。
早く欲しかったのでとりあえず店頭で買えるものを入手しました。




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