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もしかするとこんなサイトであれこれ書いていると派手に感じられるかもしれない。ネットでやっていて本なんて出版してチャラチャラしているイメージを持たれているかもしれない。
でも、レッスンにお越しの方はご存じの通り、わたしの生活はかなり地味(派手なものは嫌いではないが服装も基本的に地味。無印良品を好む締まり屋な貧乏くじ世代です(^^;)。東京の自宅は殺風景とも言えるくらい飾りっ気が無いので時々こんなでよいのだろうかとは思う(でも思うだけ)。
楽器については派手なものを持っていたりする。7月に購入したアルシェの大瀬国隆氏による金べっ甲弓は見た目がとても派手であるし、ギターも貝細工のたくさん入ったMartin D-45が好み。単純に高い品質を求めたら結果的に見た目も派手なものになった。
金べっ甲弓とD-45:いずれも見た目とは関係なく非常に良い音・高性能
派手なものを買った。ムサフィアのヴィオラケース。渋谷のマリオルッチさんにて。
ヴィオラのうち一本がお家が無くケースの必要性をここ2年ほど感じていた。でもヴィオラケースはレアな存在で、理想的な強度を持ち、重量も軽く、それからサイトのネタとしての面白さを満たすもの(^^;はなかなか見つからなかった。段ボールと発泡スチロールでできているケースはもう嫌だし。
このケースは中古品でずっと65,000円で店頭に出ていた(金額は小さくはないが弦楽器ケースとしては高くない)。安くならいかなあと折に触れて見つつ売れ残っていたので、交渉したら少し安くなった(わたしは大きめな買い物の場合は嫌な奴と思われるだろうと思いつつ申し訳ないと思いつつ、買い物はボランティアではないのでビジネスライクに価格交渉をします。ご対応頂き有難うございました)。
非常に頑丈で普通に体重をかけた程度では変形しない(ムサフィアのサイトによると車が乗っても大丈夫らしいが本当だろうか)。重量も思ったより重くない(実測で3.5kg)。湿度計や加湿のための吸水棒が付いている。
外観は普通の感じのケースです。ややあちこちに痛みが入っています。
内装はど派手!仏壇みたいとも言える。
機能だけで考えてデザインは考慮しなかったが内装は結果的に派手でケバいものになった。店員さんによると皇太子殿下がお使いのヴィオラケースと同じものらしい。そう言われると「ケバい内装デザイン」が「止ん事無き意匠」に見えてくる(^^;。
このケース、玄関にしばらく展示していますのでよろしければどうぞご覧下さい(東京のレッスンだけで申し訳ありません)。
しかし、だいぶ楽器ケースが集まりすぎてしまった。あまり使わないのを処分しなくては・・・。まずはケースレビューを書こう。