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ようやくサイト更新:音色について

火曜日は夕方にレッスン。それから、ようやくサイトの更新ができた。今回からしばらく音色について。他の内容の記事(多分、ヴァイオリンとヴィオラの比較記事)と交互になるかもしれないけれども。

ここではシンセサイザーの音作りを参考にする事にした。一般的にヴァイオリン教育では音色の時間的変化はあまり重視されていないように思える。シンセサイザーにはエンベローブと言う時間的変化を作る重要なパラメータがあり、この操作で音の印象は大きく変わる。ヴァイオリンでも基本はまっすぐの音と思うが、音色を作っていく上で時間的変化の意識は必要と思う。

また音色をどう使うかの問題もある。

シンセサイザーの音作りは無限の可能性があるとも言えるし、ヴァイオリンの音色も非常に幅広く豊かな表現力が可能。けれども、表現力が豊かであってもそれは使い方次第。シンセサイザーの使い方として冨田勲は音色を変える事で表現を新たに作り直したものであるが、ウォルター・カーロスはそこまで踏み込んだものではないように思える(わたしにはゲーム音楽に聞こえてしまう)。わたしは冨田勲のアプローチの方が創造性に富むと思う。

ヴァイオリンも同じ事が言える。多彩な音色を出す事ができても、それが表現に使う事ができなければ意味がない。多少のわたし自身の先入観・偏見を交えながら(こう言うのは完全にフェアな態度は難しいです)も、必要とする表情とそのためにはどういう技術で弾いたら求める音色が出るのかの対応をお示しできればと思う。

 



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