ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

ご案内

明日2月1日午前0時から4月分のレッスンのご予約ができるようになります。よろしければどうぞご利用下さい。宣伝がましく心苦しいのですが、「忘れていた」とおっしゃる方も多いためご案内申し上げました。

また4月からのお支払いから愛知レッスンを値上げさせて頂きます。お支払いのタイミングで区切っていますので、4月のレッスンも3月31日までにお支払い頂いた分に関しては現行料金のままですので、どうぞよろしくお願い致します。


あっちとこっちのバランス

火曜日〜木曜日は東京にてレッスン。お越し頂いた皆様有難うございました。毎年1月下旬から2月にかけてしばしばあることだが、今週は特に気温が上がったり下がったりしたためか、体調を崩されてお休みの方が多くおられました。この3日間でたった13コマと記録的に余裕のある日程になりました(^^;。お休みになってしまった方はどうぞお大事に。また、皆様くれぐれも体調管理にはお気を付け下さい。

今回も初めてお越しの方がおられたし、長くお越しの方もいらっしゃった。どの方にもお話ししていることではあるが、良い音を出すためには力のバランスで決まると言うこと。究極のところは弓や楽器ごとにバランスが異なってくるため、ある弓ではこういう持ち方だけれども、別の弓では別の持ち方をした方が良いという話になる。実際、今回そんなお話をさせて頂いた方もあった。

まずは形から入るのは悪いことでは無いと思う。けれどもその形にはそれぞれに意味があると考えている。例えば、弓の持ち方であれば、まずは大体の形・位置があるものの、それは弓をうまく振動させるためと考えるべき(オネジ側もかなり振動しています。案外フロッグの位置や材質、取り付け方は音色にとって重要かもと思っています)。

ヴァイオリンや弓がうまく振動できるようにと言うのが良い音を出すポイントと思う。そして、作用反作用の形で力のバランスが釣り合っていることが良い演奏をするポイントと考えている。やはりヴァイオリンは演奏の上でも構造の上でも楽器の中で非常によくできたもの。「音楽=調和を追求する学問」の究極のひとつと思う。

ま、人間関係も同じか(^^;。


楽器の盗難

先日アメリカでストラディヴァリが盗まれたとニュースになっていた。ストラドに限らず、ヴァイオリン属の楽器の盗難はしばしば話に聞くことではある。

こういった楽器は詳細にデータを取られているもので、普通の写真はもちろん表裏横スクロールの前後左右と詳細な写真を撮ってあることが多いし、大きさ・厚さも詳細なデータが記録されているもの。わたしもそういう撮影の仕事をしているし、うちの楽器も自分の興味や仕事上の都合もあり写真やデータを取ってある。

盗難に遭った楽器「1715年Lipinski(タルティーニが持っていた楽器らしい。歴史を感じさせます!)」もViolin Iconography of Antonio Stradivariというヴァイオリンの世界では有名な本に写真入りで掲載されているし、他の資料も多い楽器のようだ。

この楽器のようです。胴体の長さ359mmが興味深いです。
http://www.cozio.com/instrument.aspx?id=497

転売は難しいと思うのだが、どうするつもりなのだろうか?盗んだひとが自分で弾いて愉しむ?ブラックマーケットに流す?ともあれ無事な形で楽器が出てくることを願うばかり。きっと弓も良いものがケースに入っていたことだろうし。

 



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