ホーム >
1日は2014年2月分の予約開始日。現在までに120コマほどと大変に多くの予約を頂き有難うございました。また、土曜・日曜は東京にてレッスン。それぞれ8コマ+8コマと今回も大変多くの方にお越し頂き有難うございました。初めてお越しの方もおられお互いにとても緊張しました。わたしもとても頑張りました(^^)。
ヴァイオリンを上手く弾くためには、アクセルを踏めるよりもブレーキをかけられるかどうかの方が大事、かつ、難しい事。上手く弾けない場合はボーイングやフィンガリングも過度に動きすぎてブレーキがかかっていないことがとても多いし、音楽的にも走ったり拍子の意識が無かったりブレーキの効きが悪いことがしばしばある。
別の言い方をすればコントロールが出来ているかということではあるが、このコントロールの加減でころころと音色や音楽が変わるのがヴァイオリンの面白いところ。ある程度コントロールできるようになると、これほど面白い楽器は無いと断言できる。
ところで金曜日は楽器の撮影。わたしの自宅にお越し頂いての撮影。現代の有名製作家による楽器で、少し弾かせて頂いたが非常によく鳴る楽器だった。何より、お越し頂いた方は楽器や弓に非常にお詳しい熱心な方だったことが嬉しく思った。
レッスンも多くの熱心な方にお越し頂いている。多くの熱心な方と直接お話できることは、ヴァイオリンの仕事をしていて嬉しいことのひとつ。一般的には、子供に対するレッスンではよくあるように、嫌々の態度でレッスンを受けられることもあるわけで、これは教える側としても不愉快なもの。熱意持ってヴァイオリンに接している方が多いのは自分は幸せなのだろうと思っております。
12月もどうぞよろしくお願い致します。