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月曜日は愛知レッスン二日目。お越し頂いた皆様有難うございました。今回は日曜日の行きも途中も帰りも時間に切羽詰まったシーンが多かったです(^^;;;。心臓に悪い2日間でありました。まゆ毛下がっちゃって下がっちゃって情けない顔で過ごしておりました。
ちょっと間が空いてしまっていたがサイトの更新ができた。経年変化シリーズの最後。「ヴァイオリンの死」について(縁起でもない)。実際のところ、余程の破損がなければヴァイオリンが使用不能になってしまうことは無い。スカスカの音になってしまっている楽器もあるのは現実だけれども、適切に修理して適切に楽器に合わせて弾けば大抵の楽器はかなり鳴り響くもの。
ただ、その時代の音楽にマッチしているかは別問題で、クラシックギターと同じくヴァイオリンもマイクやアンプを通す時代が近々来るのかもしれない。また小規模のホールでのコンサートが主流になるのかも。だとすると、音量を重視した楽器の価値は・・・となってしまう。
わたしの勝手な予想。ガツーンという音量の楽器よりも、ふわっと音が広がるタイプの楽器が好まれる時代が来る。ホールも3,000人なんて大人数を埋めることは出来なくなり、むしろ300人〜500人程度の小規模のホールが収益率の都合上頻用されるようになる。すると費用をペイできないのでフルオーケストラよりも室内楽を。そうでなければPAを通して東京ドームで5万人の観客を集めてクラシックのコンサートを。
クラシックに限らないことだが音楽に未来があるとしたら二極化するだろうと近未来を想像している。