ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

雪にはどうぞお気をつけて

本日6日は大雪が予想されています。お越しの方はくれぐれもお気をつけて、お越しになることが困難であったり不安がおありの場合など遠慮なくお休みになって頂きたいと思います。

くれぐれも無理をなさらないようにお願い致します。


楽器の評価

ちょっと前の話だが、2012年10月のBonhamsオークションで「1860年頃のプラハスクール(ラベルはモンタニアーナ)」のヴァイオリン(予想落札価格6,000〜8,000ポンド)が289,250ポンドで落札された。少なくとも二人以上が本物のモンタニアーナと判断したため落札価格が上がったことになる。

すなわち、ある人には価値のあまりない楽器と判断されたものが、別の人は価値ある楽器と判断するケースもあれば、その逆もあり得る。

また、最近読んだ本にグァルネリ・デル・ジェスの現存本数が70〜80本程度と記されていたが、cozio.comでの登録本数は189本。あまりにも差は大きいが、現存本数すら資料によって大きな差があるのが事実(ちなみにアントニオ・ストラディヴァリの本数はどの資料でも近い数値です)。

骨董品の値段は非常に相対的なもの。年代すらも明瞭ではないもの。

値段は鑑定結果によって付けられる面があるため、鑑定結果が人により異なるということは、同じ楽器でも場合によって全然値段が違うことになり得る。上記「モンタニアーナ」と「1860年頃プラハスクール」では年代も100年以上違っているが、年代もあまり明確に分かるものではないと言える。

ということは、楽器を選ぶ時にはやはり銘柄や年代、値段によらず手にとって試して、買い手自身がその楽器の価格を判断する必要があるだろう。自分がその楽器をどう評価するかが全てなのだろう。

 



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