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月曜日は愛知レッスン2日目。今回も多くの方にお越し頂き有難うございました。遠方よりお越しの方もおられ大感謝です。
うちではレッスン時間の多くをボーイング練習、ヴィブラート練習、音階練習に費やすことが多い。曲は当面はさらっと要点だけできていればOKとすることも多い。
ボーイングはそこそこできるまでも年単位での練習が必要であるし、きちんとやるには一生の追究が必要だろう。これでOKというのは無い。ヴィブラートも同様。
今回新しく弓を買って、空き時間があるときに弾ける曲を片っ端から弾いている。新しい道具を入手したときには、その道具の特性や使いこなし方を知るためにあらゆる技術を試す。弓の持つ位置や持ち方はもちろん、ボーイングのやり方も弓によってかなり変わるから。
今回の弓(銘柄は当面伏せておく)は相当に強力。大変に音は良いのだが、最初は使いにくいかなと思ってしまった。左手の音程の感覚が変わったし(当初音程が取れなくなった)、音もうまく出ないことが多かった。けれども、持つ位置や弓の張りを調整しつつ、多く弾いてみたらかなり弾きやすい弓であることが分かってきた。でも、使いこなせるまで1年近くはかかるだろうな・・・。
そして、この弓から学んだことを、手持ちのパジョーやユーリ、アダム?で試すと、これまでと違う音が出てくるから面白い。弓に教えられたということだろう。あれこれ買っているのはコレクションが目的ではなく、弾き方に変化が出るため、またヴァイオリンの本当の弾き方を知りたいためだろうな。(ギターはコレクターと化しているが・・・)
ボーイングひとつ、ヴィブラートひとつを取ってもゴールなんて存在しないなと思う今日この頃。