ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

心のふるさと〜長野県松本市

月曜日・火曜日と長野県の松本市を中心に遊びに行っていました。わたしにとっての学生生活は最終学歴の名古屋大学大学院ではなく、もう19年前〜15年前になるけれども松本市の信州大学に通っていた頃。ひとり暮らしを始めたのも松本、ヴァイオリンを教えるようになったのも松本。パソコンを手に入れて熱中したのも松本。多くの書籍を買い集めたのも松本。この時代がなければ、現在の自分はないと断言できる。

皆さんにもそれぞれ「心のふるさと」があるだろうけれど、わたしにとっては松本が「心のふるさと」。最後に訪問したのが2003年で本当に久しぶりに訪れました。個人的な思い入れが多い話になりますがよろしければご覧下さい。


あずさ号で松本駅へ。松本駅の駅舎はかなり変わっていた。避暑になると思ったがとても暑く、駅の温度計で31度。

松本駅から歩いてNHK裏のスズキメソードの本部まで。途中、かなり街並みが変わってしまったし、こんなに狭い街だっけと思った。だが、よくCDを買った中古CDの「ほんやらどう」も楽器店の「オグチ楽器」も、クラシックCD専門店の「クレモナ」もまだあった。変わらぬお店があるのは嬉しいこと(^^)。

中古CDのほんやらどう。松本の中古CD店にはクラシックが割と多い

スズキメソードの本部が目的ではなく、その裏にある「浅田」というそば屋さんが激烈においしかったから今回ぜひ食したいと思った。が、浅田は定休日でした(-_-)

仕方ないので別のそば屋で昼食を食し上土商店街へ。ここの上土会館のこけら落としとして、ヴァイオリンを弾かせて頂いたことがあった。ただ、その頃お世話になっていた楽器店はすっかり無くなっていた。

下町会館:ここのこけら落としで弾いた。その時なぜか隣ではマグロの解体をやっていた(^^;

ナワテ通りを抜けて松本城へ。途中、よく通った書店の鶴林堂や文具店の遠兵は無くなってしまっていたが、よく行った古本屋はまだ残っていた。松本城は相変わらずの立派なお城。この風景を普通に見ていて、これからも100年単位で変わらないものなのだなと。

松本城:相変わらず素敵なお城です

松本城から歩いて途中湧水で水を飲みながら旧開智学校と中央図書館へ。この近くに住んでいたので、図書館は頻繁に通った。旧開智学校は明治5年の最も古い小学校のひとつ。修復中だったのは強風により破損したためらしい。図書館にはわたしの本があった!こんなところにとちょっと感激。

旧開智学校:塔の部分が修理中でした

松本の中央図書館に自分の本を発見!(^^)

かつて住んでいた家の前もこっそりと通る。今は誰も住んでいない様子で、だいぶ荒れてしまっていた。

歩いて、鈴木鎮一記念館へ。ここは鈴木先生の旧宅で、カザルス、コーガン、グリュミオー、オイストラフなどもここに来たという。ただ展示内容は鈴木先生の思想が見られるものではなかったことがいささか残念だった。

鈴木鎮一記念館:鈴木先生の旧宅

坂を上り信州大学へ。当時と変わった建物も変わっていない建物も。それからよく行ったアップルランドというスーパーにも。

坂を下り、学生時代とても頻繁に行ったメーヤウというタイ風カレー屋さんへ。カレーバイキングを食すが、味が全然変わっていないことがとても嬉しい(^^)。あの頃もおいしかったが、今でもおいしい!他のお客さんにも懐かしむために来ているひとが二人ほどお店のひととお話ししていた。わたしだって松本に居た頃の「思い出の味」はメーヤウのカレーだもんなあ。

メーヤウのカレー:ここのチキンカレーは激辛。「思い出の味」のひとつ。

そのまま歩いて、宿泊の浅間温泉へ。栄の湯という温泉旅館で、趣のある建物に温泉が気持ちよい。ここも10年前に宿泊してとても好印象だったが、あまり覚えていなかったな。その後、趣のある旅館ばかりに宿泊しているので、どれが何だったか分からなくなってしまっている。

宿はこんな感じ。ひなびたと言うか、古めかしいと言うか

2日目はレンタカーで出かける。今回借りたはトヨタのアクア(というハイブリッドのエコカー)。

借りたトヨタ・アクア:山道でもよいハンドリング

山辺ワイナリー横のJAへ。かつてここで買ったスイカがおいしくておいしくて。でも、試食を食べてみたらあまりおいしくなかったのでスイカはパス。代わりにブルーベリーを買ってその場で食べたら、とてもとても美味でした(^^)。

山辺ワイナリー隣のJAでブルーベリーを買って食す。美味。

美ヶ原へ向かう道路を行く。当時は有料道路で無料になる夜中によく車ででかけたな(暴走していたとも言える)。現在は無料の道路。途中道を間違えながら霧ヶ峰と車山へ。車山のニッコウキスゲはちょっと時期が早かったです。

美ヶ原付近:青い空と白い雲。それから緑。

車山のニッコウキスゲ:まだちらほらでした

山道を下り上諏訪へ。上諏訪へは学習塾のアルバイトをしていた頃に、松本から週2回車で通っていた。現在、原則的に子供へのレッスンを行っていないのは、この学習塾で子供に対する教育に疑問を持ったことが理由のひとつ。諏訪湖を見ながら、かつて通った塩尻峠を通って松本へ。

信州名物に「おやき」というものがある。小麦粉の皮に、お総菜を入れた饅頭みたいなもの。長野市近くの信州新町の道の駅の「おやき」がとてもおいしくて、しばしば食べていた。信州新町まで行くのはちょっと遠いためインターネットで探したら、池田町の「安曇野おやき村」というところに近いものがあると情報を入手した。

池田町に行くが、おやき村ツブれていました(T_T)。

おやき村がツブれていたので、近くの道の駅でおやきを買う。これはナスのおやき。

仕方がないので、松本に戻り、前日は定休日だったそば屋の「浅田」へ。こちらは営業時間が過ぎていました(T_T)。どうも今回はツイていない。

トヨタ アクアは山道を走ったにもかかわらず25km/lの燃費で非常に立派。180kmほど走ってガソリン代はわずが800円ほど(^^)。ハンドリングもよいし、車が軽いのかとても軽快。よい車でした。

山道をガンガン走って25.4km/lの燃費!アクア驚異的!

今回、20年前によく走った道を通ったが、あの頃の自分が見えたら、どんな声をかけてあげられるだろうかなどと、いささかノスタルジックになった。当時もそれなりに一生懸命だったのだろうけれど、今から見たらあまりにも子供だったろうな。

これまで旅行は必ず前進するためのものにしていたが、今回に限っては自分を見直す旅になった。あの頃のように無意味に歩き回って、無意味に車で走り回って。自分にとっての「心のふるさと」はやはり松本。

 



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