ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

パーツ交換で音が変わる

土曜日・日曜日は東京にてレッスン。日曜日には比較的余裕があったものの、土曜日は特に多くの方にお越し頂き有難うございました。寒いし、全国各地で地震があったり、なんだか穏やかではありませんね。寒さのせいかちょっとわたしも体調いまいちで、用心しなければ。

顎当てを替えたいという方がいらっしゃったので、とりあえずわたしの顎当て(クローソンのもの)を付けて試して頂いた。すると良い方向にかなり音が変わった。一方、レッスンの後、自分の楽器にピラストロのゴールド(弦です)を張ってみたら、これは悪い方向に大きく変わった。わたしの楽器には合わないみたい。

パーツ類でも大きく音が変わることは知っているが、お越し頂く方にお試し頂くと改めてわたしの方でも驚く。顎当て、肩当て、テールピース、ペグ、弦、アジャスターでもかなり音を変えることができる。エンドピンやテールガットは試したことがないが、多分変わるのだろう。結論的には高価なパーツはやはり音が良いということになってしまうが。

アジャスターのねじ込み加減だったり、表板や裏板、横板の暖め具合でさえもかなり音が変わるのだから、何をやっても、何を変えても音は変わるものなのだろう。面白いと言えば面白い。面倒くさいと言えば面倒くさい。うちの楽器達は良い音がする条件を揃えてあるつもりだけど、もっと良いパーツがあればなあと探し続けているところ。


ヤマハ THR-10

ヤマハから昨年11月に発売されたばかりのギターアンプ THR-10を入手した。現在大人気で入手困難だが立ち寄ったイシバシ楽器に入荷したばかりのものがあったので購入してみた。

小型軽量(2.8kg)だが、ギターからベース、キーボードアンプとしてもいける。電池駆動も可能。値段も29,800円とそれほど高額ではない。このアンプ自宅で使用する楽器用アンプとしてはほぼ万能な感じで、スペック上の出力は10Wと小さいが充分近所迷惑になる音量は出せる。大きさの割に音も太い。

レトロなデザイン。ヴァイオリンと比べても大きくない

これをサイレントヴァイオリンにも使えるはずという見込みを持って購入した。サイレントヴァイオリンはそのままではとても使える音とは言えず、使用に耐える音にすべくいろんなアンプやエフェクターを試してきた。ギターアンプ、アコースティックギター用のアンプ、ベースアンプ、エレキギター用のマルチエフェクター、アコースティックギター用のマルチエフェクターなど。

その結果、サイレントヴァイオリンには再生レンジの広さと、エレクトリックアコースティックギター用のマイクシミュレータが必要と結論づいた。ただ、あまり複雑な「装置」になるとマニアックすぎるし、ひとに奨めることもできないので、HPの記事としては封印していた。

今回のアンプはアコースティックギター用のモードにすればサイレントヴァイオリンで使っても充分使える音が出た。これ一台でこれだけの音が出るなら画期的!近日中(ただ、この機種が容易に入手できるようになったら)にHPの記事にしたいと思う。

※姉妹品のTHR-5は店頭在庫もありますが、こちらはサイレントヴァイオリンには不向きです。お間違えないように

 



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