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水曜・木曜はレッスン。お越し下さった皆様有難うございました。
レッスンではお越し下さる方も体調が良くない状態でいらっしゃることがある。今回、いつもお越しの方で明らかに顔色悪くされていたので椅子に座って頂いて進めさせて頂いた方がおられた。
今回は交互に弾くことを多くやらせて頂いたけれど、進めていくうちにだんだん顔色も良くなってきて、お帰りの時にはだいぶ具合良くなられたように思えた。
お帰りの際に笑顔になって元気になって下さっていると嬉しく思う。
クラシック音楽は「静か」と言われるし、実際、お客様が寝ていることも非常に多い。「コンサートはしないのか?」といろんな方に聞かれることもあるのだけれど、寝ている方を邪魔することもないわけで、わたしには普通の形で人様の前で演奏する意欲を完全に失っている。
北海道にてご老人の前で弾かせて頂いたことがある。バッハのソナタ1のアダージョなど硬派な曲を弾かせて頂いたけれども、ちゃんと聴いて頂きダイレクトに反応が返ってきたのは嬉しかったな。こういうコンサートならぜひやらせて頂きたい。
クラシック音楽だって、その音圧と響きで元気になれると信じたい。だからこそレッスンでもでかい/最上の音のする楽器で弾いている。元気になって頂くきっかけになればわたしにとって何よりの幸せ。
殺風景な玄関先に彩りを加えようとオジギソウを買ってきてしばらく外で育てていた。お客様にご挨拶するようにオジギソウ。意味なくあれこれ置くのはあまり好きじゃない。
ついにデビューの日。先週の土曜日。
オジギソウ寝てしまった。葉がしぼんでいます。
オジギソウは刺激を与えると葉がしぼんでしまうし、夜など明るさが少ないと寝てしまう。玄関先では明るさが足らなかったみたい。デビューは失敗。何か洒落の効いた植物はないかな。
ギターの修理が完了して楽器が修理依頼先(ご迷惑をかけないように企業名は伏せる)から届いた。昨年塗装修理したギターの塗装に問題が生じてしまったので、再度修理をお願いした。
少し色が薄くなって、非常に美しい外観になった。音は相変わらずの美しい音で変化なく良かった。
今回は再発しないようにクラシックギターの塗装で修理をして下さったらしい。大企業のマニュアル的修理ではなく、工夫して修理をして下さった職人さんの心意気を嬉しく思った(実際、修理前にその内容で良いかと修理の方から直接電話を頂いた。質問にも即答して頂いたのが嬉しかった)。
日本は妖精の住む国とかつて言われたし、住んでいる駒込界隈はまだたくさん妖精がいるように思える。修理ひとつにしても体温が伝わると嬉しく思える。