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水曜日・木曜日はレッスン。非常に非常に多くの方にお越し下さり有難うございました。
だいぶ春めいてきました(^^)。楽器の鳴り、松ヤニの具合もコントロールしやすくなり良い季節になってきました。
定期購読している弦楽器専門誌The Stradが水曜日に届いた。今月号の特集はストラディヴァリ:メシア。
メシアは1716年製のストラディヴァリで、ほぼ製作時のまま保たれているという奇跡的な楽器。これまで詳細な写真は見たことがなく、今回の特集で初めて詳細に見ることができた。
無傷、完全にオリジナルニスが残っていると言われていたものだけれども、同じく非常に良いコンディションとされるレディ・ブラント(1721年製のストラディヴァリ)とはだいぶ違う感じに見える。
しかし、こんなコンディションの古い楽器が突然発見されたとしたら、モダンイタリーかなんかとして扱われてしまうのだろうな・・・。とてもストラディヴァリには思われないだろう。
古さの鑑定は難しいところと思う。年輪年代法を使って鑑定する方法があるし、木材の枯れ具合を見る方法など、また、f字孔からにおいを嗅ぐ方法もありうる。メシアがどんなにおいがするのか気になるところ。