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今日は11年1月11日で1並びですね(^^)。
土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。お越し下さった皆様、寒い中有難うございました。
レッスンで楽器の修理について、また、楽器の購入について相談を頂いた。
楽器の修理について、職人さんごとに考え方があって、違う事を言っていたりするので困る事がある。誰を信用するかは、そのお店の雰囲気やその職人さんの雰囲気で判断して良いと思っている。何かおかしな雰囲気を感じたら止めた方がいいし、常識的な意味で普通に信頼できそうな感じであれば信用して良いと思う。
ヴァイオリンの世界に限らず優れた人ほど「普通」の感じがするように思える(いざ怒らせると大変な事になるけれども)。
面白いものでお店のサイトなどでも雰囲気がおかしいかどうかは分かったりする。Webデザイン会社に外注していても配色やデザインが何かおかしいのはそのお店の心の歪みの現れであると思う。Webサイトであっても雰囲気が明るく、かつ、普通の感じのするお店は、様々な意味で好ましいように思える。
ヴァイオリンの職人さんならその腕前は経験量(それもトラブルに遭った経験量)に比例するように思えるし、ヴァイオリンのお店なら取り扱った楽器の量(それも文句を言われた経験量)と思う。その経験量が自信と謙虚さとなって現れるのだと思う。
ヴァイオリンの世界も他の世界と同じく、普通な感じのひとほど良い仕事をするように思える。
上のことに関連すると言えばするので。
東京でのレッスンを行っているわたしの家(賃貸マンションです)。お越し下さる方に、生活感がないと感想を頂く事がある。確かに生活感のない殺風景な景色だなあと思うことはしばしばあり。
「ヴァイオリンの先生」っぽい気取ったような雰囲気がわたしは嫌いで、飾らないようにしたいなと思っている。
わたし自身は全然きちんとしていなくて、レッスンをする部屋と廊下だけは自分で掃除をしてきれいにしているものの、他の部屋は様々なモノ(様々な楽器が転がっているし、書籍やCDが大量にあったりする)が大散乱している。
でも、上に書いた通り、部屋の風景も人柄を表すのだよなあと思うと、自分は殺風景な人柄なのだろうかと思ったりする。どんな風に思われているかなとちょっと気になる。
廊下、玄関、レッスンする部屋が一番冷えているから、レッスンのない時には、ミカンや切り餅が置いてあったりするのだけれども(^^;。