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土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。お越し下さった皆様有難うございました。
この2日間はわたし自身体調が良くなく、しんどいなあと思いながらスタートしたレッスンだった。椅子から立ち上がるときのああよっこらしょ、どっこいしょの感じ(^^;。たまたま土曜日は体調不良などでお休みの方が2コマほどあり、お休みの時間はふとんの中で寝転がっておりました。
そうでなくても、腰が痛いし、老眼になってきた気がするし、ああ、やだやだ。
でも、レッスンが始まると元気が出るね!。体調の悪さを表に出さない仕事ぶり!我ながらプロだなあと自分で驚く(自分で言うなよ。カラ元気そのもの)。
お越しになる方にとっては、いつも元気で明るく見せなくてはと思う(もちろん言うべき時は言うけれども)。よくある先生の機嫌を伺いながら受けるヴァイオリンのレッスンは教育的に不適切と考える。いつも機嫌が良かったと言われるクライスラーを見習いたい。
自分なりに頑張ってやっておりました。お話しさせて頂いたことがお役に立っていればと願っております。早く体調を直さないと。
金曜日は吉祥寺のシャコンヌさんへ展示会を見に行く。
シャコンヌさんの展示会に限らず、展示会に出かける前は練習をしていくようにしている。良い音で弾くことができれば好意的な対応を頂けるし、下手な音を出せばそれなりの対応になる。腕前を持っていかないで良い思いはできないものとわたしは思っている。
今回も午前中に仕事をいくつかこなして、ヴァイオリンとヴィオラの練習をして、現在マイブームの中華料理を食べてお出かけ。
いつも通り片っ端から弾かせて頂く。
スクールものの楽器が多数あって興味深く感じる。絵画で言うxx派という意味だけれども、良い音の割に安価な場合が多々あるのでスクールものの楽器はきちんと見る。一本なかなか良いものがあったのだけれども、現在持っている楽器で充分なのでパス。
珍しい韓国製の楽器が良い感じ、ブラジル製の弓にも良いのが一本あったし、楽器の良し悪しに国は関係ないね、やはり。反面、以前、良いと思っていたメーカーの楽器がイマイチに感じたものもあるし、ブランドを頼るのは難しいもの。大切なことは、「自分で良いと思うかどうか」。その精度を高めるために、20年近くも展示会に通っていると言える。
ストラディヴァリの本を買われたという方に声をかけて頂き驚く。こういう出会いは楽しい。わたし自身、既にこの本からいくつか新発見があったので買って良かったと思っている。
調整技術についても拝見させて頂いた。楽器はハードウェアで調整はソフトウェア。名器もソフトウェアがなければただの箱ということがよくわかった。
今回ぜひ買いたいというものはなかったのだけれども、興味深く拝見させて頂き、また勉強させて頂きました。