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最近、次の企画向けに録音をした(何を録音したかは今のところ伏せておく)。とりあえずベーストラックとして全体を録音できたので、半日かけて聴く。
今回は全て新作楽器で録っているけれども良い音じゃないかと思う反面、ノーミスで弾き通すのは難しいなとも思う。音程を外していたり、テンポがよろめいていたり、またノイズが入っていたりと66ヶ所もの修正項目が上がってしまった。つまりは下手ということ。
今回は通常のレコーディングでも使われている、後から部分的に録音して修正する方式を採ることにした。全体を録音し直すものもあれば、部分的な修正、また、ノイズは電子的な修正で解決出来るものもあるが、これらの修正項目をひとつずつ解決していく。
最近はパソコンの画面上でソフトウェア的に音程のミスを修正することもできるので(ポップスのレコーディングでは普通にやられています)すごいものだなあと思う。音楽産業だよなあとも。
クラシックでは後から修正することやツギハギは嫌がられるけれども(自分でもあまりやりたくない)、あえて今後の見通しを考えて採用することにした。
さてさてうまくいくことやら。