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月曜日は愛知レッスン2日目。この日も9コマと非常に多くの方にお越し頂き、大入り御礼です。
今回、3年ぶりにお越し下さった方や1年ぶりにお越し下さった方などがおられとっても嬉しかったです。ずっと前にお越し下さった方がまたお越し下さるのは本当に嬉しいことです。
400人近くこれまでお越し下さっているが、一回きりのご縁になってしまった方や、ずっとお越し頂いている方などさまざま。お越しにならなくなった方のその後は気になるもので、お話したことが役に立たなかったかな、期待に添えなかったかなと感じる。
今回お話させて頂いたこともお役に立てていればと願うばかり。
わたしが自分で気に入っている表現。弓に任せるように。
弓に負担をかければ悲鳴のような音が出る。スピッカートも和音も歪んだ音が出る。どんな高価な弓でも同じ音が出てしまうし、最悪ヘッドが飛ぶ。
弓に任せるように、負担をかけないように弾けば良い音が出るのに。手ではなく、耳で音楽をすればどうしたらよいのかすぐ分かるのに。音が悪ければ音楽とはなり得ない。あれだけ高額な楽器を多くのプレイヤーが求めるのに、あれだけ高額なオーディオ機器をリスナーは求めるのに、教える側はあまりに音色に無頓着。不思議でならない。
今回のレッスンとは関係ないけれども、そんなことを考えました。
自分なりの良い音は、歪みやノイズの少ない、太く大きな粘った音。これが正しいか分からないけれども、高額な楽器、高額なオーディオ機器はそんな音がするように思える。グリュミオーのような音を目指していきたいと思う。