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土曜日は東京にて、日曜日は愛知にて教える方のレッスン。今回も非常に多くの方にお越し頂き、お越し頂いた皆様有難うございました。
嫁さんによると土曜日は寝ている間にもレッスンをしていたらしい。1日休みがあった気がしないのはそのためか(^^;。
ヴァイオリンで一番難しいのは「普通に弾くこと」。ロングトーンにせよ、デタッシェにせよ均質に弾くには相当な練習量と長年の経験が必要になる。むらなく絵の具を塗るには相当な練習が必要になるようなものか。
これがどうしたらできるようになるかは難しいところ。ヴァイオリンの場合自分で弾いている音と客観的に聴く音がある程度一致するには10年程度かかると思う。その点でもなかなか気がつきにくい。(わたしの場合はデジタルディレイを使って、すぐに自分の音が分かるようにしていたことがある。20年も前の話)
カイザーの1番やクロイツェルの2番は自分で録音して聞いてみても音のムラが出ることがある。いつまで経っても普通に弾くことは難しいなと思う。