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月曜日は愛知レッスン2日目。今回も多くの方にお越し下さり有難うございました。
最近発見したこと。弓をまっすぐに動かそうと手元を見過ぎるとかえって弓は曲がって動くこと。視線を遠くにすると、比較的まっすぐ動きやすくなる。そんなお話を幾人の方にお話しさせて頂いた。結果は上々のように思える。
気がついたら自分自身も弓が曲がって動いていた。まったく油断ならないもので、ボーイング練習は一生やらなければならないことだなあと改めて思う。やはりついついまっすぐに動かそうと視線が近くになりすぎていたのだと思う。視線が近くなると良くないのは以前から分かっていたはずなのに。
他人に言うのは簡単だけれども、自分がきちんとできているかは大いに疑問。やれやれです。
ヴァイオリンの話ではありませんし、また、完全に自分の話で恐縮です。
今回愛知レッスンの行き帰りの新幹線の中で、自分なりの思い出の曲をiPodで聴いていた。その中でいくつかのものは自分で音にしてみたいと思った。
よくあるヴァイオリニストの話と同じように小学生まではクラシックだけが音楽だった。けれども、中学生の頃にさだまさしさんを知って、ギターを弾き始め、ジャンルが広がった。フォークからロック→フュージョン→ジャズ→コミックソング→演歌→古めの洋楽→古めの邦楽と。
また、中学生の頃から自分でエレキベースもどきのものを作ったり、粗大ゴミからエレキギターを拾ってきて弾いていたりもしていた。
統一感のなさに自分でもよく分からないけれども、それぞれの分野に良いと思う曲があって、ふとそれを多重録音で音にしたくなった。ドラムもギターもベースもキーボードもいちおうできるので、戯れにと(公開予定なしなのでご安心を)。
ベニー・グッドマンのsing sing singは高校生の時にドラムをやっていて叩けたから、もしかしたらまだできるかも。細川たかしの「望郷じょんがら」は改めて聴いてみたらベースラインが凝っている(演歌のバックバンドはバカにできない)。ビートルズのWhile My Guitar Gently Weepsはエリック・クラプトンがソロを取っているギターをやってみたくなった。
やっと一回りして自分のものにできるようになったのかもしれない。自分にとってクラシックは母国語のような楽しいだけではない音楽だけれども、ポップスは趣味として純粋に楽しめる音楽だから。