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水曜日は教える方のレッスン。今回も多くの方にお越し下さり感謝です。
松脂について。レッスンで松脂の加減についてお話しさせて頂くことがある。一般的にはあまり詳しく説明されることがないように思えるが、音の発生源のひとつなだけに、松脂の加減で音が悪くなったり弾きにくくなったりすることがある。
松脂の正しい加減とは・・・。「多からず少なからず(^^;」(最近、何かにつけてこの調子です)。
少なすぎるとスリップしているような音がするし、多すぎるとジャリジャリした感じの音になる。塗り加減も、手早く塗るとあまり松脂が付かないように思えるし、遅すぎると音もつぶれがちになるように思える。また、松脂の質も、あまりに低品質のものはノイズの多い音が出やすくなる。
わたし自身もまだまだいろいろ試している段階だけれども、松脂ひとつにしてもとても大事なものなんだなあと思う。ぜひ、弦をいろいろ試すだけでなく、機会ある毎にさまざまな松脂も試してみて頂きたいと思う。
※レッスンにお越しの方は、おっしゃって頂ければうちにある松脂(11種類程度ですが)をお試し頂くことができます。