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わたしはテレビを観ないのでこれがメジャーなのかよくわからないのだけれども、電車（JR京浜東北線や山手線）の液晶ディスプレイで流されているコマーシャルが気に入っている。
「サッポロ生ビール黒ラベル」の「大人のエレベータ」シリーズ。特に54歳の方がお気に入り。
ギタリストのCharが出ていて「おっ！」と思ったのがきっかけ。「大人：覚悟」「自分らしさ：落ち着きのなさ」「答えは出ない」というあたりが、気に入った台詞。
ヴァイオリンに関しても「これが極意か！」と思ったり「やっぱり違った」と思ったり、「何かわかった」と思ったり「やっぱりわからなくなった」と思ったり。その行きつ戻りつで、でも、この方向性ならそんなに間違ってはいないかなと思っていることが、HPに書いたり、レッスンでお話ししていること。
自分だってわからないから、多くの書籍を買い込んだり、あれやこれやとヴァイオリンや弓や弦・松脂などを試してみたり、他の楽器からのアプローチを試みたり。
54歳になった時も、それを続けられることができていればと思う。
引っ越しの作業などがあり、思うようにヴァイオリンの練習ができていなかった。弾けない日もあったりしたため、数日間かけて少しずつ調子を戻してきたつもり。
今回はシベリウスのヴァイオリン協奏曲を久しぶりに取り出して弾いていた。自分が高校生の時に弾いた曲で思い出深い曲のひとつ。1楽章を使って調子を取り戻していたのだけれども、まだ、完全に戻っているとは言えず、指が思うように動かない（特にトリルが動かない）。
30年ヴァイオリンを弾いていても、数日の練習不足で調子を崩してしまうのは情けない限り(-_-;)。
