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金曜日はシャコンヌさんの東京展示会に出かけた。
ひとつ、大変に興味深い楽器が。作者不明の1600年代オールドイタリー。これは非常に良い音がした。とてもアーチの高い楽器だったのだけれども、空間をよく響かせていたし、音色も憂いのあるような音がしていた。
値段は出ていなかったけれども、お聞きした値段は音に対して充分安いものだった(高級車程度)。
こういうのが演奏家にとってのお買い得楽器と思う。ソロだって充分弾けるし、オケや室内楽ならとても良い楽器になる。売却時のことを考えなければとても良い道具(不動産と同じく、楽器も売却時の話には、幻想が非常に多く、通常思ったような価格では売れない)。
作者不詳であっても良い楽器があるという良い例。お出かけになった際にはぜひ見てみて頂きたいと思う。
また、イタリアのモンドムジカで触ってきたオリジナル楽器はすごく良い音・ものすごい音量に成長していた。こちらもぜひ触ってみて頂きたいと思う。