ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

レッスン(教える方)

月曜日は教える方のレッスン2日目。お越し下さった皆さま有難うございました。

弓の動かし方の話。弓を弦に対して直角にまっすぐ動かすという話はよく言われるし、最近のHPの記事でも書いていること。けれども、それだけではなく縦方向(弓の毛とスティックの関係)においてもまっすぐに動かすべきと考えている。すなわち、圧力をまずは一定にと。

今回そんなお話をさせて頂いた方。

ボーイングの基礎技術を考える上で、まずやらなければならないのは、ロングトーンと考えている。管楽器の場合は中学校や高校の吹奏楽でもロングトーンの練習をやるのに、弦楽器ではあまりやられないように思われる。

何十秒もの長いロングトーンではなく、4拍(=四分音符=120なら2秒程度)でもけっこう難しい。難しいからこそ、お越し下さる方のほぼ全員にロングトーンをやって頂いている。管楽器のメソッドと同じように、一定の音を出す練習はいい音・美しい音楽を出す上で効果的と考えている。

 


 

80点主義

かつてトヨタ自動車は80点主義と揶揄されたもの。パーフェクトを目指すことは、武士道的には美しいことかもしれないし、その方が感動を呼ぶとも思える。けれども、効率的かというとそうではないと思う。80点主義は効率的と思う。

レッスンではその時点で80%程度できた段階でOKを出すようにしている。完璧にしようとすると、とんでもなく難しくなる(=コストがかかる)し、先に進めなくなってしまうので、まずまずのところで先に。

決していい加減に進めているわけではない。もし学校のテストを全て100点でなければならないとするのなら、多くの人は先に進めないだろう。ある程度許容範囲があって、はじめて教育になりうると思う。

わたしだってパーフェクトを目指したい気持ちはあるけれども、80点主義の方が速くパーフェクトに近づくのではないかと思う今日この頃。



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