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無視しようかとも思ったけれども、面白い題材なので書いちゃいます。下記ブログでわたしが「いんちき先生」とのご批判を頂いた。下記ブログの6/13の記事。
ヴァイオリン奏者の正統派と本筋のブログ (茂木公史/モギコウジ/もぎこうじ)
→http://ameblo.jp/mogi-koji/
ご批判の内容は的はずれだなあと思う面はあるものの、とらえ方は人それぞれなのだから、ご批判はご批判として受け止めよう。ご立派な経歴をお持ちの「正統派ヴァイオリニスト」から、ご批判を頂いたのは光栄と受け止めよう。
自分は上手とは思わないから演奏活動は基本的にはやらない(上手いひとは一杯いるから)。音大卒ではないから、経歴を並べようとも思わない(運営者情報には多少載っけているが)。この世界ではインチキと言えばインチキかもしれない。
まあ、そんなことは面白いことではなくて。
面白いのは礼儀作法のこと。うちは大人だけを対象にしているから、礼儀作法については一切問わない。礼儀作法はできて当たり前なのが大人の世界。レッスンに遅れてきても別に何も言わないし(ご連絡を差し上げることはある)、練習していなくても叱ることはない。「しつけ」はレッスン料金には入っていない。
この事は勘違いしないで頂きたい。礼節を過度に大切にするお稽古事は「先生を尊敬しろ!」と言っているに等しい。わたし自身は「先生」と呼ばれることを好むわけではないし、大切に扱って下さるなら有難いことだけれども、別にぞんざいに扱って頂いても構わない。
わたしがやりたいのは、気楽に問題を感じたときにご利用頂けるHPであり、また、もっと時間を短縮したい方のためにレッスン。よその教室でうまくいかない方に最後にお越し頂ける存在であればよい。
そのためには、東大医学部卒の肩書きベタベタの大先生でなくて、市井の良い町医者でありたいと思う。肩書きが好きな方はご立派な大先生のところに行って下さい。うちはそういう需要には応えられない。
月曜日は愛知レッスン。午前の方がお休みになってしまったが、6コマと多くの方にお越し下さった。
ミスがひとつ。
とある方のレッスン内容を一部他の方と勘違いしてしまった。大変に申し訳なかったです。カールフレッシュの音階を抜粋しているが、その抜粋内容が埼玉レッスンのとある方とごっちゃになってしまっていた。こういうのはいけない。レッスン内容を記録に取ってあるが、必ずしも完全ではないので、きちんと記録するよう改めなければ。
もうひとつ。
たまたまレッスンが連続するおふた方がお知り合いだった。あまりよくわからないが、ネット上のオフ会みたいなものでのお知り合いだったらしい。埼玉の方でもmixiでのオフ会でのお知り合いのようなケースがあったので、この世界は狭いなあと思うと同時に、インターネットの経由で何を言われているか恐ろしい。
多くの方に同じようなことを言っているが、極力分かりやすく、簡潔に説明しようとすると同じになってしまうので、ご容赦下さい。
愛知レッスンも始めてから半年ほど経った。愛知レッスンの形態上、隔週になってしまうがそれでもだいぶ良い音になってきた方が多く出てきた。ヴィブラートがきれいになってきた方もおられるし、右手の技術がきちんとしてきて音色が良くなってきた方もおられる。
良い音になってくると、教える側としても嬉しいし、時には涙ぐんでしまうこともある。逆に音が悪いとかなり痛々しいものを見ているような気分になる。
うちの場合は、同じ曲・課題を何度も何度も何度も練習して頂くことが多いが、それはまだ音色をはじめとして、技術面で消化できていない場合。充分できていないのに先を進むことはない(見込まれる完成度の80%ができていれば先に進むようにしている)。
そのやり方で少しずつ成果が出てきたのは嬉しい限り(^^)。