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水曜日は教える方のレッスン。7コマと多くの方にお越し下さり感謝です。
発表会についてちょっとお話しした方がおられたので、それについて。
わたし自身は、普通にピアノ伴奏で他の生徒さんの前で1曲2曲弾くだけの、いわゆる普通の発表会については否定的に考えている。発表会をすることによる教育的効果がわたしには見積もれない。人前で弾く経験になるかも知れないけれども、それだったらアマオケなどいくらでも発表の場がある。インターネットで全世界に公開という方法だってある。
むしろ、人前で弾くよりも、響きの良い会場で「音が響く」「豊かな音」とは、ということを知って頂きたい。また可能なら、そういう会場で簡単な合奏の経験をして頂きたいと思う。ただ、アンサンブルをやるのではなく、二つの楽器が響き合うということを知って頂きたい。このあたりが、ヴァイオリンであったりクラシック音楽のおもしろさなのだから。
先日録画した川口リリアのスタジオ2なら夜の4時間で、4900円程度。これなら、発表会費なんか頂かなくても可能であるし、響きもなかなか良いので楽しめるはず。
単なる教師が儲けるためのイベントではなく、弦楽器の本当のおもしろさを知っていただく機会としての発表会ならぜひやってみたいと思う。いましばらく、検討が必要と思う。