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木曜日は教える方のレッスン。10コマ!本当に多くの方にお越し下さり有難うございました。久しぶりにお越し下さった方、海外からの方、初めてお越し下さった方など、もちろん、定期的にお越し下さる方など10時間。わたしも頑張りました(^^)
現代のクラシック音楽は大半の演奏家が他人の曲を演奏するいわばコピーバンド。また、クラシック音楽の楽器は、多くが長い歴史の中で煮詰められてきた完成度の高い楽器。
ヴァイオリンを弾く際には、それほど「自分なりの表現」を出す必要はない。むしろ、音符や楽器に導かれるように弾く方が好ましい結果になる。特に良い楽器で名曲を弾くとそれが本当に分かる。
ほとんど「無我」の境地。今回も、何名かの方にそう言ったお話をさせていただいた。「花は野にあるように」。自分で弾く時も、教えるときも常に気をつけているつもり。
演奏技術についても表現についても、「何もしない」に限りなく近づくことが目標かと思う今日この頃。
入手予定のヴィオラは既にいつでも入手可能の状態にあるが、わたしのスケジュールの関係上、未だ手元にはない。北海道に行った後になってしまう。
で、ヴィオラがらみのケースやら弓やらをWebで見て愉しむ(こういう気持ち久しぶり(^^)。前回はギターのマーティンD45でした)。
しかし、ヴァイオリンに比べてヴィオラはモノも情報も少ない。ここまでマイナーな楽器と思うくらいの少なさで、ケースもいまひとつ気に入った物がない。ゴージャスでなくていいからしっかりとしたものといった、微妙なニーズに応える商品が見つからない。
ヴァイオリン2本とヴィオラ1本入って、可能なら弓も入って、飛行機に乗れて、丈夫で、軽量で、シンプルなものを作ってもらえるところはあるだろうか。特注ケースをやってもらえるところはいくつかあるけれども、ノウハウの部分がわからない。
知恵を絞って、足を使うことかな。可能なら手も使って自作(^^;