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木曜日は教える方のレッスン。久しぶりの休日に時間を割いて下さった方もおられ、心より感謝です。
ヴァイオリンの上達に練習は不可欠なのだが、お忙しくて充分に練習できない場合もあるかと思う。こうして長い間(教え始めてからで言えば、19歳からなのでもう15年!)教えていると、充分練習できているかどうかは最初の調弦の段階で分かってしまうもの。
だからと言って、練習不足を責めるつもりはない。社会人がどれだけ忙しくて、練習時間の確保がどれだけ困難かは分かっているつもり。わたしだって、7時に出て25時に帰る毎日を送っていたこともあるから。
練習時間を充分に取れないからこそ、小さい音量で頑張らない練習をするのが効果的と思う。私の場合も、普段の練習が不足していると感じるときは、消音器を付けて、ほとんどかすれるような弓のタッチでゆっくり2回ずつ弾く練習をする。練習できていない時に一生懸命弾くと、音程も音色も荒れていくし、回数をこなしすぎると身体を痛めてしまうこともあり。
練習できないときこそ、どうぞ荒れてしまわないような練習方法を、最小限の力加減でなさっていただきたい。
と、わたしも日記に逃避しているのでありました。急ぎの仕事をやらなければ。